Comscore （コムスコア）、日本ならびにアジア太平洋地域市場でも 「MMX 360（メディアメトリックス360）」をローンチ

シンガポールのメディア企業、MdiaCorp がアジア初の MMX 360 導入へ

– インターネット カフェや携帯機器からの利用を含むサイト・オーディエンスを

100 パーセント完全測定するための Comscore のソリューション

2010 年 2 月 18 日発信 – デジタルワールドの利用動向調査におけるグローバル・リーディング・カンパニー、 Comscore (コムスコア: NASDAQ: SCOR) は本日、統合的なデジタル オーディエンス測定を可能にする MMX 360（メディア・メトリックス360） の日本を含むアジア太平洋地域での導入を発表いたしました。 新しいサービスは従前のComscore 独自のインターネット・ユーザー・パネルによる自宅または職場でのオンライン行動の測定に加え、新たにメディア・サーバー側から獲得するウェブ解析データを統合するものです。この画期的な手法により、統一された手法でインターネット・オーディエンス測定ができるだけでなく、このアジア太平洋地域において顕著な利用動向を示すインターネット・カフェや携帯ならびにモバイル機器によるアクセス・トラフィックを含む、インターネット利用の包括的で360度の全方位的測定が可能になります。

MMX 360 をアジアで初めて導入する MediaCorp (メディアコープ) のインタラクティブ メディア担当副社長の Oliver Tan 氏は、「急速な変化を遂げているデジタル・ワールドにおいて、正確で明確な計測が、ウェブのさらなる発展や収益性、（費用対効果）の透明化にとって、ますます重要になってきています。MediaCorp では、統合的なオーディエンス測定を提供する MMX 360 が今後、アジア太平洋地域におけるデジタル・オーディエンス測定の基準となると期待しています。」 と語っています。

Web 解析基準とパネルのデータを統合する MMX 360
Mdia Metrix 360 は、パブリッシャーのサーバー側からのウェブ全数解析と、第三者のパネルデータを基にした拡大集計推定値との相違・差異をめぐって長年続いた混乱を解消する画期的手法です。Comscore ではインターネット・ユーザーのPCにインストールされたメーターを基本としながら、さらにウェブ解析データを加えて統合的に解析する独自のメソドロジーを開発しました。このメソドロジーは、ウェブ解析データにおいて、クッキーの削除、クッキーの拒否、非ユーザーのトラフィック要求などによって生じるユニーク・ビジター数の過大評価を解消し、広告主や広告代理店が必要とするユニーク・ユーザー・ベースの正確なオーディエンス・リーチ・データをご提供いたします。

この統合的メソドロジーの導入を促進させるため、Comscore は米国Adobe Systems Incorporated (アドビ システムズ社の傘下で、オンライン・ビジネス最適化ソフトウェアの大手プロバイダーである Omniture (オムニチュア)社と提携いたしました。 Omniture と Comscore の本提携によりウェブ・サーバーのアクセス解析と、パネル・ベースという従前では２つの異なるオーディエンス測定情報を統合し、包括的で一貫性のある全方位的なレポートのご提供が可能となりました。 パブリッシャーと広告主は同時に、データ統合と調整を自動化することが可能となり、今までの様なコストと時間のかかるウェブ・サイト・データ収集方法を維持する必要がなくなります。従いまして、従来オーディエンス測定を統合的に把握するため今まで必要とされてきた運営コストや労力などを軽減することが可能となります。

Omnitureのアジア太平洋地域事業部長であるMarc Gagne(マーク　ギャニー）氏は、「Omniture と Comscore の提携は、オーディエンス・リーチについてのより深い理解をパブリッシャー側にもたらすだけでなく、広告主様側に対してもより効果的なメディア・プランニングに必要な情報をご提供することが可能となります」と語っています。 「デジタル・ オーディエンス測定のための統一された基盤があれば、より優れたメディア・プランニングとその実施が可能となり、アジアだけでなく、世界中の消費者にカスタマイズされたサービスをご提供することが可能です。」

統一されたクロス･プラットフォームのオーディエンス測定
新しく開発された Comscore の「ユニバース・レポート (universe report)」は、主要なプラットフォームにおけるインターネット利用について、ユニークで可視的なレポーティングをご提供いたします。インターネット・カフェなど自宅や職場以外のコンピュータや、携帯電話その他モバイル機器からのウェブ・サイトへのアクセスも統合的に網羅することが可能です。 この新しいサービスでは、パネル･ベースでの個人レベルの測定に加えてウェブ・ サイトのサーバー・アクセス解析を結合し、ウェブ・サイトのオーディエンス合計を 100 パーセント計測します。MMX 360 の携帯およびモバイル機器の追跡には、携帯オペレーターのログ・データには現在含まれていない WiFi ブラウジングのトラフィックも含まれます。 この「ユニバース・レポート」は、アジアにおいて特に重要であると考えております。アジアでは、インターネット･カフェなど公共コンピュータの利用頻度が非常に高い国も多く、また、携帯をはじめとするモバイル機器によるウェブ利用でも他の世界各国・地域を顕著にリードしているのがその理由です。これによりパブリッシャーは、オーディエンス情報獲得で重要な部分を占める定量的統計情報の獲得を、第三者的な立場のComscoreから収集することが可能となります。

インターネット・メジャーメントの画期的な新手法
「Comscore の MMX 360 は、インターネット・オーディエンス・メジャーメント（測定）の革新的な新メソドロジーです。このサービスが、アジア太平洋地域におけるデジタル測定を大幅に変革するものと確信しております。ComscoreとOmnitureは、この統合された新メソドロジーを通じてデジタル・メディア全体のより包括的な統計をご提供し、オンライン測定のグローバルなレベルでの基準値をご提供することになります。 その結果、デジタル・メディアにおける収益性、（費用対効果）の透明化向上、明確性の向上と実現を期待し、ネット関連新メディア全般における需要と取引増加につながることと期待しています。」 　（コムスコア　アジア・パシフィック担当上級副社長、ウィル・ホッジマン）

Comscore の MMX 360 は2010 年の第 1 四半期（1～3月期）より、アジア太平洋地域の全諸国において順次サービス開始致します。MMX 360 は現在、米国、カナダ、およびヨーロッパと中南米の一部の市場でご利用が可能となっております。

Comscore について
Comscore, Inc. (NASDAQ: SCOR) は、
デジタル・ワールドの利用動向調査における分野で世界をリードするグローバル・カンパニーであり、デジタル・ マーケティング情報を世界中にご提供しています。. 詳しい情報は、www.comscore.com/companyinfo をご覧ください。

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